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株式会社ユー・エス・テクノロジー,ファーイースト。
金属ワークにダメージを与えない! ブラスト用 プラスチックメディア

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アルミ缶の塗装剥離【ブラスト加工事例】

2024.01.19

当社が製造する樹脂製研磨材を使用し、アルミ缶の塗装剥離をエアーブラストで行います。

エアーブラストを使用することで有害な有機溶剤での剥離や、手間のかかるワイヤーブラシでの人力作業の必要が無く作業効率の向上に繋がります。

樹脂によって加工後の表面の状態が異なることから、比較対象として

「POLYEXTRA(不飽和ポリエステル樹脂)」・「POLYPLUS(ユリア樹脂)」・「TYPEⅢ(メラミン樹脂)」、3種類の樹脂製研磨材でブラストを行っております。
樹脂製研磨材を使用することで、母材へのダメージを最小限に抑え、表面の塗装だけを剥離することができます。

実際に航空機関連の塗装剝離に使用されております。

POLYEXTRA(PE)不飽和ポリエステル樹脂

アルミなどの軟質金属やアクリルなどの硬化性プラスチックに対して、殆どダメージなく加工することが出来ます。電子部品のバリ取りで多くのお客様にご使用頂いております。植物性の研磨材からの代替えにオススメです。
アルミ缶の場合、光沢を残し表面の塗装のみを剥離させることが可能です。

POLYPLUS(PP)ユリア樹脂

POLYEXTRAよりも加工速度を高めた製品で、バリ取りは勿論のこと、アルミニウム、マグネシウム、真鍮、銅などの軟質金属の洗浄・表面処理として、航空機の塗装剥離や機材・部品の洗浄にご使用頂いております。MIL 規格ではTYPEⅡに該当します。ドライブラスト用だけでなくウエットブラスト用もございます。
アルミ缶の場合、表面を軽く切削し梨地になります。溝や窪みなどのデザインを残すことが可能です。

TYPE III(TT)メラミン樹脂

洗浄能力に優れており、成型機のスクリューやブレーカープレート、金型の洗浄に多くご使用頂いております。鉄や硬質金属に対して摩耗が無く、殆どダメージを与えないため、洗浄したスクリューや金型は繰り返しの使用が可能です。ドライブラスト用だけでなくウエットブラスト用もございます。
アルミ缶の場合、表面が梨地になります。効率よく素早く洗浄することが可能です。

上記の写真は全て「#60-80(325~180μmm)」サイズの研磨材での加工となり、ブラスト条件は統一しております。


アルミ缶の様な薄いアルミの場合、アルミナやガラスビーズではすぐに穴が開いてしまいますが、当社の樹脂製研磨材では、簡単に穴が開くことはありません。ただ、ブラストの当て方により、アルミが膨張(伸びてしまう)ためブラスト対象物の物性を把握し、ブラスト条件を設定する必要がございます。

またお客様にてテスト加工を希望の場合は少量にはなりますが、研磨材サンプルをご提供させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。


高品質で安心・安全な研磨材をぜひ実際にご使用ください。

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