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異素材の混入による影響は?

2023.04.14

異素材の混入・異物の混入とはコンタミ(コンタミネーション)とも言われ、
製造業全般で幅広く使用されております。

コンタミにより製品の品質が下がり悪影響を及ぼす可能性があります。

当社ではお客様が安心・安全に樹脂製研磨材をご使用頂く為に、
比重差を利用した「異素材の混入検査」を行い、日頃から製品の品質を維持しております。
今回ご紹介するのは、樹脂製研磨材よりも軽い異素材が混入した場合になります。
樹脂よりも重い規格外品や金属・鉱物の混入に関しては、下記のURL よりご覧ください。

比重分離(比重選別)とは

異素材の混入には液体を用いた比重分離を行う事で、目視では発見することが難しい混入物を一目で発見することが可能です。

当社ではこの「異素材の混入検査」をMIL 規格、MIL-DTL-85891B の4.8.7 項にある製品に含まれる軽い粒子の測定に準じて行っております。

※MIL 規格=米国国防省が制定した米国の軍事物質調達に関する規格

今回は比較対象として当社製品と当社製品に意図的に比重が軽い素材を混入させた2種類を用意しました。
写真でお伝えしやすい様に今回は白色と黒色の2色に絞り、異素材が白い研磨材(アクリル樹脂)という設定になります。

2種類の研磨材をビーカーに入れ、MIL規格4.8.7.1項に規定されている比重1.37(※製品の比重より0.10 小さい溶液)の溶液を注ぎ、製品の品質を確認します。
これにより比重1.37 よりも軽い規格外の異素材物質は全て液面に浮きあがってくる事になり、
不良製品の発見に繋がります。
アクリル樹脂の比重が溶液よりも軽いので、理論上は白色と黒色の2色に分離するはずです。
それでは実際に溶液を注いで見ましょう。

上記写真の様に比重が軽い異素材が混入していた場合は、一目で確認することができます。

綺麗にアクリル樹脂のみ液面に浮かび、ほとんどのユリア樹脂は沈んでいる事から
当社の製品は規格内の研磨材であると証明されます。

当社ではこの様な軽い粒子の測定方法を「軽比重成分検査」と呼んでおり、逆に重い粒子の測定方法は「重比重成分検査」と呼んでおります。

では比重が軽い異素材が混入していると、どのような悪影響が出る可能性があるのでしょうか

考えられる影響としては
・研磨材の消耗量が増える可能性
・異素材により切削力・研削力の低下の可能性
・ウエットブラストの際に 水面に 浮いてしまう
・ブラスト加工時の熱により、融点の低い異素材が加工対象物の表面に溶着してしまう
・加工対象物に張り付いてしまう(静電気の発生)

この様に異素材の混入量にもよりますが、少なからず出てしまう 影響をお分かり頂けたかと思います。

お客様の大切な製品を守り、安心・安全に樹脂製研磨材をご使用頂く為に、日頃から細心の注意を払い研磨材を製造することを心掛けております。

是非当社の高品質な研磨材に少しでもご興味がございましたら、
お問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。

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